


こんにちは。
今回「就活マニア」が自信を持ってお届けする記事は「【GABの出題内容とその対策方法】」です。ではどうぞ!
適性検査の中でも、難易度が高めのGABがあります。本記事ではGABの特徴について解説していますので、是非参考にしてください。
GABとは?
日本エス・エイチ・エル(SHL)が実施している適性検査です。言語、計数、英語、性格検査の4種類が出題されます。
総合商社・専門商社、証券・投資銀行、コンサルなど志望の場合、対策必須です。
他の適性検査との違いは?
まず、SPIや玉手箱などの他の適性検査との違いについてですが、問題開始時点で問題が決まっているかということと難易度が大きな違いです。SPIでは回答結果により出題が変化していますが、GABでは受験者は同じ問題を受験しています。玉手箱よりも問題難易度が高いのが特徴です。
適性検査対策のオススメ
適性検査の対策ってどうしたら良いの?と思っている方も多いと思います。
実は有用テクニックとしてキミスカでは、SPIの非言語・言語・英語の模試ができるだけでなく、現状の合否判定や同じ志望者の中での偏差値も出ます。
苦手分野も出るのでどこが得点取れてないかの判断ができ、SPIの出来が判断できる便利なツールです。
問題総数348問と豊富で、高得点かどうかの判断ができるので使わないのはもったいないでしょう。
※アプリなのでスマホからリンク飛ぶと登録しやすいです。
公式サイト:キミスカ
更に、キミスカには就活生への逆オファー機能もついています。SPIの対策をするだけで持ち駒が増えるかもしれないので時間に追われがちな就活生にはオススメです。
GABの違い
GABにはテスト形式は3種類あります、ペーパーテスト型のGABとテストセンター型のC-GAB、Web形式のWeb-GABがあります。以下の表のように科目数や制限時間など形式が若干異なります。
GAB | C-GAB | Web-GAB | |
試験形式 | マークシート | パソコン | パソコン |
言語 | 25分 | 32問/15分 | 52問/25分 |
計数 | 35分 | 29問/15分 | 40問/35分 |
英語 | なし | 24問/10分 | なし |
性格検査 | 30分 | 15分 | 68問/時間制限なし |
合計時間 | 90分 | 45分 | 80分 |
問題難易度に大きな差はありませんが、テストセンター形式でのみ英語の出題がありますので注意しましょう。
それでは、各セクションの特徴を見ていきましょう。
言語
GABの言語は長文に1つにつき4問出題され、1問あたり30秒と非常に短いです。また、出題文は250〜500文字程度の論説です。SPIのような漢字や語句の知識は問われず、読解による論理的な思考力を測る問題が出題されます。短時間ので難易度高めの文章が出題されるため、時間管理が大切です。しっかりとした対策が求められるテストになっています。
趣旨把握 | 長文の趣旨を読み取って、適切な選択肢を選ぶ |
趣旨判定 | 各設問文が長文の趣旨と合致しているかを判断する |
論理的読解 | 各設問文と長文を照らし合わせて、論理的に正しいかどうかを判断する |
ポイントとして、言語理解では設問を先に読むことで「長文を読む目的」が明確になり、効率的に内容を把握できます。
(1)設問から解答箇所を予測
設問に含まれるキーワードから、該当する長文部分を探す。
(2)何を知る必要があるか」を明確化
設問に対し、具体的にどの情報が必要かを考える。
(3)視点を持って読む
設問を意識しながら長文を読むことで、無駄な箇所を飛ばしやすくなる。
ただし、全体の文脈を把握する必要がある場合や、設問が文章全体を問うものの場合は、先に長文を読む方法も有効です。練習問題でどちらが自分に合うかを試すと良いでしょう。
計数
計数では図表を正確に素早く読み取り、設問を解答する能力が求められます。また、問題形式によっては電卓の使用が許可される場合もあります。
図表の読み取り |
図表の内容から、解答を導き出す |
四則逆算 | 方程式中の空欄に当てはまる数字を答える |
表の空欄の推測 | 図表内の空欄に当てはまる数字を解答する |
上記のような出題への対策ポイントとして以下が挙げられます。
(1)視覚的な情報整理の練習
・図表の中で「何を示しているか」を迅速に把握すること。
・比較や推移、割合といった変化に注目すること。
(2)時間を計った練習
・練習問題を解く際、制限時間を設けて取り組む。
・繰り返すことでスピードと正確性を向上。
(3)電卓の慣れ
本番で使用可能な電卓に慣れておくことで操作ミスを減らしましょう。
英語
英語の出題はC-GABのみでのみ行われます。言語と同様で、英文の長文読解力を問う問題が出題されます。選択肢から適切なものを選ぶ形式です。長文の内容は、自然、文化、社会、環境など、さまざまなジャンルです。
時間短縮のために設問を先に読み、探すべき内容を把握してから長文を読み始めなど戦略的に取り組むことが重要です。
また、5W1Hなどの文型を意識しながら英文を読むなどの対策も有効です。高校時代の参考書などを利用し、長文の読むコツなどを思い出しておくことなども有効です。
性格適性検査
性格適性検査では、解答に一貫性があるかが重要視されます。企業側は、回答に一貫性がない時点で対応に割く時間を減らすため容赦なく落とします。そのため一貫性が非常に大切になります。回答の際には、心がけておくべきポイントとして
(1)ありのままに答える
・時には「企業が求める理想像」に合わせず、自分の考えや価値観に従う事が必要。
・嘘をついた場合、一貫性の欠如が検出される可能性が高い。
(2)設問意図を考える
同様の質問が出題される理由を理解し、一貫した態度を維持。
(3)自己分析をしておく
性格適性検査の質問に備え、自分の価値観や強み・弱みを振り返る。
各セクションの特徴を知っているかどうかは正答率以上に重要になります。頭の片隅には入れておきましょう。
GAB採用企業リスト
GABは総合商社・専門商社、証券・投資銀行、コンサルなどの就活生人気の高難易度企業で多く見られる傾向があります。ぶっつけ本番で臨むよりは練習すべきと編集部としてはオススメしています。
◆コンサル業界の企業一覧
- アクセンチュア
- PwCコンサルティング
- ベイカレント・コンサルティング
◆金融業界の企業一覧
- 三菱UFJ銀行
- 大和証券
- りそな銀行
- 野村証券
- みずほ証券
- SMBC日興証券
- 三井住友海上火災保険
- モルガン・スタンレーMUFG証券
- 日本生命保険
- 第一生命保険
◆メーカー業界の企業一覧
- 日本ロレアル
- ファイザー
- 日立製作所
- 川崎重工業
- 三菱重工業
- アサヒビール
- キリンビール
- オムロングループ
- アイシン精機
- ヤマハ発動機
- ニトリ
◆流通・商社業界の企業一覧
- 川崎汽船
- 商船三井
- JR西日本
- 日本郵便
- 三菱商事
- 三井物産
- ANAエアポートサービス
- 日本貨物航空(NCA)
- ANAエアポートサービス
- 伊藤忠商事
- 全日本空輸
GABの対策
「GABの対策は何をすれば?」と思う人は、玉手箱の対策をしましょう。GABと玉手箱の形式はほとんど同じです。それに加え、玉手箱は実施企業が非常に多いという特徴があります。まず玉手箱を完璧にし、GAB対策を行うという流れがオススメです。
玉手箱対策には、ログナビがおすすめです。ログナビを使う事でと無料で玉手箱の模試を受けるだけでなく、自分の現状の実力が偏差値形式で出ます。このアプリでは10段階で実力評価が出るので、自分の出来を正確に判断したい人におすすめです。
また、性格検査まで行えば、自分にマッチした大手企業から逆オファーが来ます。時間の無い就活生にはもってこいです。
収録問題数も豊富で、問題も本番と同じモノが出題されるので隙間時間で十分に対策が間に合います。
※アプリなのでスマホからリンク飛ぶと登録しやすいです。
公式サイト:ログナビ
まとめ
今回は、GABについてまとめました。高難易度適性検査として有名なGABですが、対策の基本は玉手箱対策をマスターするところにあります。編集部としてオススメは適性検査の偏りから、SPI>玉手箱>その他という順で対策すると効率的と考えています。戦略的対策で納得内定を獲得しましょう。

